確かに数学が出来る人には痺れる憧れるぅ!

理系兼業主婦日記 - 直線的な思考の「いい子」に、算数や数学ができるようになるか?(追記あり
http://d.hatena.ne.jp/pollyanna/20081204/p1


出遅れたけど勢いで書いてみようと思う。

数学については、僕は高校でついて行けなくなった口だ。

僕は物事について何でも「理由」を求める性格で、数式一つも、何でその式が導き出されるのかを考えなければ気が済まないたちだった。

例えば等比数列の和の式。確かこの式を導くにはSに公比を掛けるという作業を行っていた(気がする)。ここのところが僕に言わせればかなり突飛な発想と感じられ、導く過程としてなぜそのように数学者が発想したのかが皆目分からずうんうん唸っていた記憶がある。

先生はその公式の理屈は説明してくれるが、僕が知りたかったのは”何で(どこから)その理屈(式を導く決め手となった発想)が降ってわいてきたのか”だった。

そのような質問をしたところで答えてくれる人はいるはずもなく、みんなが一定のペースで進んで行くなか、立ち止まり進めず授業に乗り遅れていった。


くるえるはてなくしょん - ちょいワル親父と数学ガール
http://d.hatena.ne.jp/kskmeuk/20081204/1228402827

等差数列の和の公式なんだけど、ガウスと同じ方法*1を私が中学生くらいのときに教えてくれてさ。そういうのがなかったら数学は挫折すると思う。そのかわりすごく楽しいところは、本当に楽しい。

例えば 1から 100 まで全部足したらいくつだ? みたいな問題のときに....

折り返して足したら

強調しきれないので思わず再引用。

折り返して足したら

↑ここ!!

僕はここで「何で折り返すなんて発想が出来たの?何で折り返すなんて発想が出来たの?何で(ry」
と無限ループに陥った。そんなことが数知れないほどあった。


そうやって数学で点が取れなくなっていったとき(まあそうなるわなw)に、書店で和田秀樹が書いた書物を読んだ。そこには数学は暗記だと割り切れと書いてあった。僕はそれがどうにも納得できなかった。納得いかないまま暗記しようとしてもモチベーションは上がらなかった。またテストで悪い点を取る。悪循環。


今だから少しだけ分かるが当時分からなかったこと。それはあの他の教科書に比べひどく薄っぺらい数学の教科書の中の一行一行は実にさらっと記載されているように感じるが、それは多くの数学者がケンケンガクガクと思考・検証を重ね築きあげていった、それ以上削ぎ落としようがないくらいの結晶体であったのだということ。しかしそのようなある意味泥臭い背景には全く思い馳せることの出来にくい仕様であったのではないか(教科書が)と個人的には感じている。


まあ、単純に僕がバカなだけだった可能性も大いにあるんだがw。直線的に考えずに挫折した一例って事でw。


暇があったらも一回数学書読んでみようかな・・・